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公務員はプライベートが命取り
とある県職員が、同性愛について否定的な内容をツイッターに投稿したところ、身元が割れて処分を検討されているそうです。
投稿の中で「なぜ同性愛であることを公表したがるんだ?」と言いながら、ご自身も「某県庁職員」とわざわざ「公表」されていたようで、ご自分の発した質問の答えはご自分が知っていたということのようです。

この1件はともかく、めでたく公務員になられたあかつきには、こうしたプライベートなブログやSNS関係は特に注意が必要です。
おそらく、研修でも口を酸っぱくして言われることと思います。

公務員は起きている時間の半分以上、思ったことも口に出せない「息苦しい」仕事をしているので、プライベートになると、ついハメを外したくなるのですが、そこが地獄の入り口です。
とはいえ、いつも自分を押し殺して、考えを出さずにいるというのも、後でイヤな形で爆発しそうでコワイです。
結局、公開しても誰からも文句を言われない「良識的」な考えを持っていればいいというわけです。
こんな「良識的」なオチでつまらないですか?

また、今回のケースのような「意図」がなくても、例えばある自治体の税務課の若手職員が、お昼のお弁当をスマホで撮ってブログで公開したところ、たまたま自席にあった書類も映り込んでいて、読まれてはいけない内容が読めてしまったということで処分されてしまった例もあります。

かくいう私自身、このブログで、役所の内部情報を発信しているので、内容には気を遣っています。
(というわけで、このごろ投稿が減ってすみません、という言い訳がしたかったのでした)

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想定外を想定せよ
昨日(6/30)東海道新幹線の車中で焼身自殺という驚くべき事件がありました。
第一報では新幹線の車両火災で死者という報道で「新幹線も安全ではなかったのか?」とびっくりしました。
JRにしてみれば、通常通りの安全運航中に、自殺するために火災を起こされるなど、「想定外」な乗客により安全神話にキズをつけられ、さぞ迷惑なことでしょう。

役所の仕事でも、こうした「想定外」なことも想定しておかなければならないことがあります。

ある市役所では、恨みをもつ市民から職員が刺されたり、また別の市役所では、同様に恨みをもつ市民から火炎瓶で放火され、火災が発生するという事件もありました。
最近では、恨みがあるかは不明ですが「爆発物を仕掛けた」などという騒ぎを起こす事件も頻発しました。

このような、ニュースになるような事件ではありませんが、私の経験でも「想定外」に出くわすことがいくつかありました。

それは、市民課窓口でのこと。
ある住民が住民票の交付を請求しました。
いつものように本人確認をしてプリントアウトしようと端末を調べると、どうやら離婚した妻が、別世帯の元夫と息子(成人)の住民票を請求しているようでした。
そこで、担当職員はとりあえず出力して、窓口で事情を聴いてから、交付するかどうかを判断しようと、出力した住民票を手に持って、事情を聴くために請求者である元妻を窓口に読みました。
すると「それよ、それ」といいながら、その請求者はぐいっと手を窓口の内側まで伸ばし、あっという間に職員の持っていた住民票を持って走り去りました。
「待ってください」とその職員が追いかけると、請求者はトイレの個室に逃げ込み、施錠し、しばらくして「住民票ならトイレに流したから」と言って、逃げ去ってしまいました。
さあ、こんな予想もしない出来事に茫然としている間もなく、この出来事に対しどう対処するか。
奪われた住民票に載っていた元夫にお詫びと報告をすると、案の定「情報漏えいだ。どうしてくれる。」と面倒くさいことに。
この一件以来、きちんと請求者に交付できる状態と確認できないものは決して手の届くところには置かないことを徹底しました。

しかし、私を含めこの事件に当時立ち会った職員が異動などで市民課を離れしばらく経つと・・・

また以前のように、窓口に住民票など置いたまま請求者の呼び出しをしたり、交付待ちの住民票を窓口の内側とはいえ外側から手の届く範囲に置いています。
気がつくたびに、注意はしていますが、実感がわかないようす。

感覚的ですが、おおよそ1%の市民が、想定外な質問やクレーム、要求や行動をしてきます。
これが全て悪いというわけではなく、例えば想定外の質問に対しては、答えを用意していない職員側にとって「そういう質問もあるのか」と経験値アップに役立ちます。
さらに、悪影響を及ぼす想定外行動は、さらにその数パーセントの確率と、発生は「まれ」です。
しかし「まれ」でも起こることがあります。そして、運悪く自分が喰らいます。
特に窓口職場では1日に数百人利用しますので、結構頻繁に「想定外」が起こります。
そういう「まれ」な事例を蓄積し、「想定外」が大問題に発展することをできるだけ事前に危険予知し、予防できればと思います。

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こんなお手本とすべき職員もいます
これまで、「こうはなりたくない」職員ばかり紹介してきたので、市役所職員に対するネガティブなイメージを植え付けてしまったかもしれないので、逆にお手本とすべき職員としてYくんを紹介しましょう。

エラそうに言っている私よりも10歳以上若い職員であるが、私なんかよりもよほど優秀なYくんの話です。

彼は、最初の配属先が「最強」の生活保護ケースワーカー。

毎日のように被保護者との厳しいやり取りのためか、タメ口であったり、上からな態度のワーカーも多いなか、彼は誰に対しても礼儀正しく、相手によって態度を変えるようなことはなく、はっきりと挨拶し、だれから見ても気持ちのいい青年です。
もちろん、厳しい生活指導の業務でもめげない精神的なタフさもあり、だからといって決してエラそうなところはなく、誰に対しても低姿勢です。

そんなYくんが、財政課に異動になりました。

特に数字に強いという評判があったわけではないのですが、それでも財政課でもピカイチな仕事をしています。

例えば、私の立ち上げた事業が思いのほか利用が多く、当初見込んでいた予算では不足するため、流用をしなければならなくなったときのことです。

あらかじめ議会から承認を受けている予算の枠組みの範囲内での流用なので、議会にはかけなくていいのですが、それでも予算が絡むので財政課にお伺いを立てなければなりません。

その際、流用が必要になった理由や顛末などを文書にして、財政課から承認をもらわなければならないのです。

これまでの経験から、こうした流用のお伺いを財政課にすると、「理由が足りない」とか「これでは上司が納得しない」などのケチをつけて、何度も伺い文書の作り直しを命じられるのです。

今回もそれを覚悟していたところ、Yくんからは「伺い文書を私なりに直してみたんですが、これでいいか見てください」と。

いままでの財政課職員ではありえない対応でした。つまり、その他の大多数の職員は「もっと必要性の高い利用に書き直してください」とか「上司が納得できる内容に直してください」などと、抽象的な指示ばかり。
ところが、Yくんの場合は、その財政課長が判を押せるような書き方に直してくれました。

こういう仕事の仕方をしていると、親切ゆえに他の職員のために自分の時間を使いすぎてしまうおそれもあります。
しかし、何度もやり直してはダメ出しを繰り返すより、トータルの時間はかからず、迅速に流用ができ、事業に支障をきたさずに済みました。

通常の財政課としては、「オーバーするような甘い予算を見込む方が悪い。足りないなら利用者にゴメンナサイすればいいだけだ。」と切り捨てればいいものを(実際他の職員はそう)、Yくんは、セクト主義ではなく、市民や他課の私のことも考慮し、迅速な仕事をしてくれました。
こういう仕事の仕方では、時間と労力は費やすかもしれませんが、それをはるかに上回る評判が得られます
私も、今回のYくんに助けられた話を少なくとも20人以上に口コミで言ってまわりました。

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「お荷物職員」が異動すると・・・
こんにちは。
市民の役に立つ仕事をしたいあなたに、実務の現場をお伝えするブログ「受験生が知らない市役所情報」です。

年度替わりの忙しさで2か月も空いてしまいました。すみません。

さて、新年度ということで、新入職員も入りましたが、同時に在籍職員の人事異動もありました。

そんな人事異動の内示の後に、とある部の担当部長と昼食を一緒にとる機会がありました。

「いやあ、毎回人事には仕事を止められるけど、今度の人事はひどいなあ。よりによってあんなの2人もよこすとは!」

えらくご立腹でグチをこぼされています。

「あんなの2人」とは、どちらも一緒に仕事をしたことがあるため私もよく知っており、うち一人は実はこのブログでも紹介したことのある「5時まで待ち遠しい」職員のことです。

どちらもまだ20代~30代前半の若手であり、これからまだ30年ほど役所にいて、これからまだ2人で総額3億は税金をむしばむことになります。

本人たちは大した担当業務も与えらえれず、朝の8時半からもう、夕方5時15分をまだかまだかと指折り数える。
これから30年もそんな毎日の繰り返しです。
そんな毎日、幸せですか?あなたはうらやましいですか?

2人を迎え入れる異動先でも、この部長のように職員がみな思っていることでしょう。
歓迎されてないのに「歓送迎会」とか開かれて、本人たちもうすうす感づいていて・・・

ひどく書き過ぎかもしれませんが、2人とも数年前に、10倍くらいの競争を勝ち抜き、面接だけでも3倍の倍率で選ばれた若者です。

面接官の見る目がなかったのか、よほど面接ではうまく答えたのか、採用されてから職場環境により踏み外していったのか・・・

またまたひどい言いようですが、ここで言いたいことは、面接試験で運よく実力以上に認められ合格を勝ち取ることは、受験生の立場からはうらやましく憧れに思えるかもしれませんが、実際は決して幸せなことではないということです。

本人たちも、周りの職員も、これからさらにこの2人に3億円もの税金を払い続けなければならない市民にとっても。
いったい誰が幸せなんだ!?

面接試験の選抜の失敗は、このように誰をも幸せにせず、むしろ不幸にするという、残酷な結果を生じさせる。
面接官のプレッシャーの大きさ、わかりましたか?

これから市役所職員を目指すあなたには、ぜひこの逆、つまり、役に立つ仕事をして市民も同僚職員も、そしてあなた自身も幸せになる、そういう仕事観をもって、めでたく採用され、そのとおり実践してほしいと思います。

ところで、今回の「2人」は、面接の失敗が生んだ残酷な結果として片づけられて仕方ないのでしょうか?
それとも、居心地の悪さに耐えかねて、早く中途退職すべきということでしょうか?
初めから採用されなければよかったということなのでしょうか?

いずれも違います。

これから、残りの30年を少しでも意義のある、役に立つ仕事ができるよう、どんな小さな仕事の改善でもいいから、できるところからいい仕事をし、それを評価され、小さな改善を積み重ねる、そういう仕事をしていくべきです。
それには、本人たちはもちろん、上司や周りの職員がその方向性をフォローし、サポートする必要があります。
「ダメ職員」とあきらめて、次に人事異動で出ていく数年後を指折り数えて待っているのではなく。

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市役所のカイゼン自主勉強会(後編)
前回からのつづきです。

市役所内部の若手有志による改善勉強会に招かれ、予想通り「職員の頑張りで改善しよう」という議論の流れに懐疑的な私は・・・

改善とは、「こうあるべきだ」という理想の姿と「そうなっていない」という現実のギャップを埋めることです。
それがカンタンに埋まるギャップであれば、今すぐにでも実践に移せばいいこと。
「そうはいっても・・・」と、実際にはギャップを埋める前にハードルが立ちふさがっているもの。
例えば、「待たせない」とスピード改善を重視すれば、丁寧な説明や慎重な個人情報保護のチェックが犠牲になるもの。逆に、丁寧な説明を徹底させようとすれば、スピードが犠牲になったりと、トレードオフの関係にあるものが沢山あるわけです。

せっかく市民課のベテラン職員らを集めて知恵を出し合おう、という場なのに、そうした矛盾に対してどう折り合いをつけて、ハードルをなくすにはどうするか?という頭を悩ます難しい問題を考える、という議論に至らず、「みんなで課題を出して下さい」なんて。
みんなで出さなければ、課題すら見えていないのか?と言いたい。
課題なんて、毎日のように窓口で市民から言われたり、「市民の便利のため、他課業務も市民課でやって、ワンストップ化を目指せ」なんて上から言われたり、事欠かないはずです。
それを、「接遇の悪い職員がいる」「マニュアルで徹底すべきだ」と。
それはそうなんですが、それ以上議論が深まらないわけです。

あるいは、「ワンストップ化を求められているから、職員が頑張って他課の業務も習得して、市民課だけで用が済むように頑張ろう」。
経験の浅い若手職員は、意欲があってエネルギーもあって、それは大変貴重な資源であり、大切にしたい財産であることは間違いないのですが、ともするとそうした根性論だけに頼って、頭を使って知恵を出す、ということをおろそかにしがちです。何でも根性と体力で解決しよう、というわけですね。

それは、自分の担当業務に関しては、それでもいいと思います。
実際、私自身もガムシャラにちからワザで仕事を進めてきた方です。
しかし、課全体の底上げや、改善意欲の乏しい年配職員も改善させたい、ということになると、全く無力です。
むしろ、逆効果ともいえます。
年配職員からすれば「なにを直せばいいの?」
若手職員からすれば「そんなふうに改善点がわからなくなったらおしまいよ」
これではいつまで経っても両者がかみ合わず、改善は進みません。
改善が進まないので、だんだんモチベーションも下がって、こうした自主学習会に参加するメンバーも減り、尻すぼみになっていってしまうのです。もったいない。

だから、議論の始まる前にクギを刺しておいたのです。
「知恵を出すことをサボって、安易に頑張る!っていう結論に持っていくな」と。
別に市民課職員をねぎらって言ったわけではないんですよ。

私のこれまでのブログやメルマガ、サイトなどで、これから市役所職員を目指そうという方には「市民に役に立つ仕事をする」という熱い気持ちを持たれることを繰り返し、強く求めてきました。
ですから、今回の若手職員のような熱意は、失ってはならない貴重な資源であることは間違いありません。
でも、熱意(ハート)だけでは、本当に役に立つ仕事にはならないんですね。
クールな頭脳、もとい、熱く脳みそに汗をかかせなければ、せっかくの熱いハートが空回りしてしまうのです。

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