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財政難も関係ナシ!かくしてハコものはつくられる
メルマガ「差がつく!市役所面接試験対策」6月23日号では、出先窓口・出張所について紹介しました。

私の勤務する市は小さいので、これまで出張所はなく、市役所本庁舎だけで一本化されています。

数年前から、再開発がらみで市の東側地区に出張所をつくろうとしています。

また先日、西側地区に新しい地域センター(公民館と図書館の複合施設)がオープンしました。

何年も前から財政難が叫ばれ、事業予算も毎年5%カットされているのに、なぜいまごろ、ハコモノを作るのでしょうか?

市長としては、役所の本庁舎がある市の中心部の住民の1票も、中心から離れた地域の住民の1票も同じ1票ということです。

つまり、中心部から離れた地域を重視し、利便性を思い、きちんと施設に予算を投じていますよ、というアピールですね。

かくして、非常に厳しい財政難の折でも、ハコモノは作られるのでした。

そして、使い道がないんだか、先日企画課から東側地区出張所で何かやれる事業を挙げるようにとお触れがありました。

ムムム。

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予算厳しくしてムダ増えるの巻
予算管理を厳しくしてムダ遣いが増える

「役所の年度末になると不要な道路工事が増える」

これはお役所を皮肉るときによくいわれる都市伝説かと思いきや、道路整備関係の部署の職員によると、本当にその通りだということです。

つまり、予算額どおりに工事を執行しないと、翌年度の予算が減らされるというわけです。

予算を厳しく統制して節約を強いるのが、「財政課」など、予算を管理する部門です。こうした部門は、各部門が「これだけ必要です」と要求してきた予算案を、必要性を評価し、必要最低限の額に減額します。これを「査定」といいます。「事業仕分け」みたいなイメージです。

その節約、予算統制の方法として、予算編成時に「今度の予算額は前年実績以内」とか「一律前年実績の5%減」とかいった方針を打ち出して、引き締めます。

つまり、実績が予算よりも少ないと、「この程度しか必要ない事業だ」と評価され、前年度予算よりも削られ、減額されてしまいます。

減額される側は、気が気ではありません。

例えば道路工事の例でいえば、その年度はたまたま道路の修繕の必要が少なかったが、翌年度はまた修繕が必要になるかもしれない。その時に、予算が減額されていて、使えるお金が足りないとすれば、修繕が必要な危険な状態なのに、何もできないという事態に見舞われます。

各部門が予算枠を守ろうとするのは、各部門の既得権益を守るためとかではないのです。

こうして、財政課などの予算管理部門がムダな予算配分をしないよう引き締めを強化すればするほど、その予算を年度内に消化しようとムダな支出が生じるという、パラドクシカルなことが起きます。

では、財政課などの予算管理部門は、こうしたムダな予算の執行(支出)はチェックしないのでしょうか?

だいたいどこの市も、予算を作ることに責任を負うのは財政課ですが、予算執行(支出)をチェックするのは会計課や監査部門なんです。

だから、予算を編成するときはあれほど締め付けた財政課ですが、その執行(支出)については「ウチの責任範囲ではありません」といって何も言いません。

それでは、財政課が悪いのか?

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税金のムダ遣いはなくならない

税金のムダ遣いはなくならない


今日のニュースに「10円の賽銭ドロに懲役1年の実刑判決」というのがありました。


たかが10円だろうと、窃盗罪には変わりない、ということにはある程度納得もできますが、それでも、「たかが10円のドロを裁くために、裁判にいくらコストがかかっているんだろう」と思わずにはいられません。


似たようなことがジレンマが、私の勤めていた役所でもあります。


市民から役所に返送してもらう郵便物で、料金受取人払いのもの(郵便物が届いた役所側が郵便料を負担するというもの)があります。ある月、市役所に返送されたのがたったの1件で、それが何か月もあとに、年度をまたいで郵便料金が請求されてきました。


請求が数か月も遅くなった理由を郵便局に追及すると、「郵便局の料金システムで、月に1件しかない場合は、事務簡素化のために、まとめて複数件集まった月に請求する」という仕組みとのこと。一方、市役所のきまりでは、予算は年度をまたいで執行できません。


会計部門からは、何とか新年度発生のものであるように、郵便局に請求書類を改めてもらえ、との指示でしたが、そもそも年度をまたがないような正しい予算執行のテイにするために、郵便局に書類を虚偽の内容に改ざんさせようというのですから、本末転倒な話です。郵便局側も「できません」と応じません。


互いのきまり、システムだから譲れない、ということで、たかだか95円の郵便料金のことで、時間あたり労務コスト1,000円以上の人間が頭を悩ませながら、策を検討しました。


その結果、考え出された対応策が、1件ではなく複数の件数にして当月に請求してもらえるよう、カラの封筒を料金受取人払いで役所に郵送しよう、という案でした。


当年度内予算執行、という手続きに徹するために、必要ないカラの郵便物で余計な郵便料支出(もちろん税金)を出そうという、本末転倒なハナシでした。


役所ではこういう、きまりやシステムを守るために、余計なコストや労力を消費するという、本末転倒がよく生じます。それを「本末転倒」と感じられなくなったらおしまいだと思って

います。
 

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