FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
残業-合法的な税金ドロボーの温床(後編)

残業-合法的な税金ドロボーの温床(後編)


今日から11月です。本年度受験される方は、面接試験も最終局面に入っておられるかと思いますが、あまり試験と関係ない話ですみません。前回の「残業」の話の続きです。


県庁は知りませんが、市役所のように、日中の業務時間は絶えず市民がやってくる職場では、市民応対や電話対応などで仕事がはかどらず、時間外はそういった心配なく、仕事に没頭できるということは確かにあります。日中は、市民の目もあれば上司もいますので、私語も慎み、飲食も控えて仕事しています。ところが時間外になると、そういったプレッシャーから解放されて、飲食しながら、おしゃべりも気兼ねなくできるようになります。時間外勤務の命令・決定権者である上司が帰ってしまえば、仕事しているかどうかすらチェックされなくなります。


こうした中で、本当に客観的に見ても「職務に専念」した仕事、必要最低限の時間での仕事になっているのでしょうか?


定時後は、あからさまに仕事と関係ない私語ではなくても、業務に関係する話題ではあっても、同僚とああでもないこうでもないと、議論していたりします。しかし、納税者は通常時間の1.25倍の割増賃金を払ってまで、そんな談義を仕事として求めるでしょうか?そんなの、どっかの飲み屋で好きなだけやってくれ、です。


以上のような話は、私自身の役所での実体験に基づいています。とある職場に異動で赴任したとき、私の前任者は引き継ぐ仕事について「残業は月30時間くらいやってたかな」と、結構ハードな仕事みたいに言っていました。そして、私がほとんど残業しないことについて「えっ、今月残業ゼロ?」と小馬鹿にしたような口調で言いました。しかし実際引き継いだ仕事をやってみると、一体この仕事で何で月に30時間も残業することがあるのか?と疑問で仕方ありませんでした。


同じ仕事でも担当者によって、発生する残業時間が0時間だったり30時間だったり。いや別に私が「仕事が早い」とか自慢しているわけではありません。引き継ぎまもなくで慣れない仕事何でむしろ遅いくらいです。聞くところによると、前任者は日中、喫煙で自席を離れたり、他の部署に仲良し職員のところに行って「アブラを売って」いることが多く、自席でもおしゃべりが多かったようです。


残業2,000時間の埼玉県職員が、この前任者のように「アブラを売っていた」とは言いません。しかし、毎日の残業時間が本当に業務の遂行上必要最低限の時間だったのか、もう少し短時間で同等の成果が出せる仕事の仕方はなかったのか、疑いを禁じ得ません。


時間外勤務は、原則として事前に所属長に「この内容の仕事でこれだけの時間残業が必要です」という伺いを立てて、所属長が決裁した上で、実際の残業に入ります。タテマエ上、事前に所属長がその業務に残業がその時間必要かどうかをチェックしていることになります。しかし実際には、所属長も部下全員の仕事のボリュームや進捗を細かに把握しているわけではありませんし、「本当にそれだけの時間残業が必要か?」と疑えば、「じゃあ課長がやってくれますか?もし期日に間に合わなかった場合、課長責任とってくれますか?」といった部下の突き上げを恐れ、特に口を差し挟まずそのまま承認しているのが、多くの場合だと思います。


しかし、もはやそんな言い訳は許されないと考えます。今回のような異常な時間外の事例をきっかけに、全国のすべての役所で、時間外が本当に必要最低限なのか、厳しくチェックする必要があると思います。それにより、余計な残業が1時間減るごとに、税金のムダ遣いが2~3千円なくなります。大きいですね。


昨日のブログでは、いきおい「腐れ役人」などと口汚い言葉を使ってしまいました。「腐れてる」役人と「腐れてない」役人がいるわけではありません。みんな「腐れてる」のです。私自身もそうです。みんな「腐れてる」なかで、いかにその「腐れ」度合いに気づけるかです。常に自分の業務態度を反省し、「腐れ」度を減らしていく努力を続けていきたいものです。 

スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2018 受験生が知らない市役所情報 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。