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税金のムダ遣いはなくならない

税金のムダ遣いはなくならない


今日のニュースに「10円の賽銭ドロに懲役1年の実刑判決」というのがありました。


たかが10円だろうと、窃盗罪には変わりない、ということにはある程度納得もできますが、それでも、「たかが10円のドロを裁くために、裁判にいくらコストがかかっているんだろう」と思わずにはいられません。


似たようなことがジレンマが、私の勤めていた役所でもあります。


市民から役所に返送してもらう郵便物で、料金受取人払いのもの(郵便物が届いた役所側が郵便料を負担するというもの)があります。ある月、市役所に返送されたのがたったの1件で、それが何か月もあとに、年度をまたいで郵便料金が請求されてきました。


請求が数か月も遅くなった理由を郵便局に追及すると、「郵便局の料金システムで、月に1件しかない場合は、事務簡素化のために、まとめて複数件集まった月に請求する」という仕組みとのこと。一方、市役所のきまりでは、予算は年度をまたいで執行できません。


会計部門からは、何とか新年度発生のものであるように、郵便局に請求書類を改めてもらえ、との指示でしたが、そもそも年度をまたがないような正しい予算執行のテイにするために、郵便局に書類を虚偽の内容に改ざんさせようというのですから、本末転倒な話です。郵便局側も「できません」と応じません。


互いのきまり、システムだから譲れない、ということで、たかだか95円の郵便料金のことで、時間あたり労務コスト1,000円以上の人間が頭を悩ませながら、策を検討しました。


その結果、考え出された対応策が、1件ではなく複数の件数にして当月に請求してもらえるよう、カラの封筒を料金受取人払いで役所に郵送しよう、という案でした。


当年度内予算執行、という手続きに徹するために、必要ないカラの郵便物で余計な郵便料支出(もちろん税金)を出そうという、本末転倒なハナシでした。


役所ではこういう、きまりやシステムを守るために、余計なコストや労力を消費するという、本末転倒がよく生じます。それを「本末転倒」と感じられなくなったらおしまいだと思って

います。
 

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