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市役所職員の「正しい」仕事とは?

突然ですが問題です。

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認知症の高齢者から「証券会社の人から、高利回りの投資を勧められたがどうしたらいいか?」という相談を受けました。
あなたなら、次のどちらの対応が正しいと思いますか。

A「絶対やめてください」と強く伝え、証券会社にも勧誘をやめさせるなど、契約が成立しないよう最大限はたらきかける

B「市役所ではその質問にはお答えいたしかねます」と伝える

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両極端な対応で悩むかもしれませんが、正解は「B」です。
「民事不介入」。つまり、「民-民」の関係に市役所はタッチしない、ということです。この設例の場合は、私人と民間企業との互いの意思による契約行為なので、市役所がどうこう介入する立場にない、ということです。

冷たくて人間味がなくて、いかにも「お役所仕事」ですよね(ちなみに私自身は個人的にこの「いたしかねます」というフレーズが大キライです。いかにも慇懃無礼で。はっきり「できません」っていえばいいじゃないか、と思っています)。

昨日のニュースで、どこかの市役所の福祉部門の職員が、離婚に関する相談を受けた女性の離婚届の、夫の署名欄を「代筆」してしまった、という報道がありました。もちろん、夫の代理で「代筆」したのではなく、夫による署名と偽って、勝手に自分で署名してしまったということです。「女性を気の毒に思って」の義憤にかられての行為でしょうが、当然「正しくない」対応です。「有印私文書偽造・同行使」のカドとかで、処分を検討されているようです。

この「事件」の場合でも、婚姻・離婚というのは当事者間の契約関係、つまり「民-民」の関係であり、そこに「介入」してしまった、ということです。

役人は、「正しい」仕事をするには、心をオニにして、まるで機械のように、「法令にのっとった」対応をせざるをえないのです。それが「お役所仕事」というものです。

市役所職員になろうと考えているみなさん、そんな「お役所仕事」したいですか?

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