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いのちに関わる仕事
以前に、住民票を出す業務も、DV(ドメスティック・バイオレンス)やストーカーが絡めば、命に関わる仕事と紹介しました。
身の危険を感じ、逃げて居所を隠している人の住所を、住民票の交付に絡んで加害者に教えてしまうことのないよう、特に慎重さが求められるということでした。

2年前に市民課から高齢福祉の課に移り、そうした緊張感から解放されたかと思っていましたが、今日、より直接的に命に関わる体験をしました。

市の公民館の1室で行われた高齢者を対象とした介護予防(体が弱って要介護、つまり介護してもらわなければならない状態に、なるべくならないようにする営み)のイベント中に、お客である高齢者ではなく、お招きした講師の先生が、立ったまま急に頭から倒れ、泡を吹いてしまいました。

市役所職員としてただ一人その場に居合わせたわたしは、一瞬何が起きたのかわかりませんでしたが、立場上、ボサッと考えてる場合ではありません。

「救急車呼んで!119番!」と、これは誰でも迷わず判断そして実行できることです。

次に、救急車の到着を待つ間、何かできることは?

このごろは消防署の講習や訓練で「AED」(自動体外式除細動器)の使い方を習います。

そこで会場からも「AED」の声が。一方で「呼吸があるからいらない」との声も。

「あれ、確かに前に消防署で受けた講習のときは、呼吸の確認をまずするんだったよな。ってことは確かにAEDは使わないケースでいいのかな?」と少し安心していると、倒れた本人を囲んでいる人たちから「出血と嘔吐があり、脈もない。イビキみたいのもかいていて、ヤバいのでは?」と。

「嘔吐や脈って、AEDと関係あったっけ?」という思いが頭をめぐらすも、じっくり考えてる場合ではないよな、ということで、とりあえず公民館の事務室からAEDを借りてきました。

そう、確かAEDは電極パッドを患者に張り付けれは、電気ショックが必要か不要か、AEDの機械が判断してくれたはず、と思い、とりあえずAEDを開け、スイッチを入れ、電極パッドを、胸と腹部に貼りました。その間にも倒れた患者さんは、呼吸はしてはいましたが、苦しそうに、ときどき胃液のようなものを嘔吐して、むせかえっておられました。一方、わたしが以上のAEDの操作をしている間に、会場の他の参加者が心臓マッサージを始めました。「交代してほしい」というので、わたしも心臓マッサージをしました。また別の参加者の方が「もっと強くやらないと」と言って、わたしに替わって、わたしよりも力強くマッサージを始めました。(あんまり強くやりすぎると肋骨折っちゃう恐れがあるって、講習で言ってたっけ)と思いながらAEDの装置に戻ると、「解析中です。患者から離れてください」と。ここまでは講習で習ったとおり。ある程度予想どおりの展開でした。

ところが次の瞬間、わたしは耳を疑いました。AEDの自動音声いわく「ショックが必要です。患者から離れてください。」と。わたしは次に「ショックの必要はありません」といった音声が聞こえると予想していました。「ホントに通電ボタン押していいのか?」。というのは、周りから「まだ呼吸してるのに」という声が聞こえているからです。

しかし、AEDの音声のとおりに、オレンジ色に光る通電ボタンを押しました。患者さんの体がビクンと跳ね上がりました。「何か間違ったことをしてしまったのでは」と思いつつも、心臓マッサージを交替で続けました。そして2回目の通電指示が。再び通電ボタンを押し、ビクンとショックをおこなったところで、救急隊が到着しました。

救急隊は、すぐさまストレッチャーに乗せて救急車に乗せるのかと思いきや、倒れている現場で引き続き、わたちたちがおこなっていたのと同様のAED操作と心臓マッサージをしばらく繰り返していました。なんだ、やっぱりAEDを使うのは間違いではなかったのか。

それから、わたしは4~5人で来た救急隊の一人から事情聴取され、患者さんはというと、到着から10分ほどで救急車に乗せられ搬送されていきました。

うちの役所では職員は定期的に上級救命講習を受けることになっており、わたしもこれまで2回ほど、受けたことがありました。当時は「自分の仕事で忙しいのに、迷惑だな」と思っていました。また、講習を受けてから1年以上経っているので、そのとき習った、一番最初に意識があるか、呼吸があるか、といったルーチンはすっかり忘れてしまっていました。でも、
実際にAEDの操作や人形を使っての心臓マッサージを体験していましたので、今日の実際の場面でも、AEDの準備や心臓マッサージ(右手と左手をどう使い、どの程度の力加減やテンポで押すか)に関しては自然と体が動いた感じがします。

それから、呼吸があるのにAED使うんだっけ?について、後で確認したところ「普段通りの」呼吸をしているかどうかでした。

頭で覚えたことは忘れますが、体で覚えたことは体が覚えているものですね。強制的にでも救命講習受けといてよかったです。「万が一」ではなく、実際にいつ起こってもおかしくないということがよくわかりました。(救命処置について http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/oukyu2.pdf)

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